
06年6月26日の米誌「Newsweek(国際版)は国連予測速報に基づいて、世界主要国の中で特に急成長を遂げている都市を「最もホットな10都市」としてピックアップしました。その記事の中で福岡市は、人口の流入の動きが拡大する米ラスベガス等の主要都市と肩を並べる成長著しい都市として紹介されました。

香港の週刊誌「ASIA WEEK」誌の「アジアのベストシティ」調査で、福岡市はトップクラスと評価されました。これはアジアの主要40都市を対象に「住み心地が良く、仕事もしやすい都市のランキング」を発表したもの。ビジネスチャンスや教育水準、交通、治安、住宅費用、保険、レジャー等をもとに評価されています。

人口1500万人、GDP4000億ドルの経済規模を誇る九州。その成長力、そしてその活力が今、海外の政府や民間にとってもっともホットなエリアとして注目されています。「経済社会の構造改革」が進められるなか、近い将来、導入されるであろう道州制の先陣をきり、アジアにおける九州のポテンシャルを高めた、行政・経済界が協力する、九州自治州の輪郭を画こうとしています。

域内総生産額を見ると、九州圏は韓国やオランダと、福岡市はニュージーランドと同規模。 また、一人当たりの総生産額は、各国に比べても非常に高いものとなっています。

■九州ブランドの世界進出
日本の食材庫としても機能している九州は、近年高級食材のニーズや健康志向などを背景に、いちごやマンゴー、黒酢や焼酎といった九州ブランドとしての認知も高くなっています。
また中国沿岸部の富裕層の誕生により,日本の食材が脚光を浴びていることから,アジア市場を睨んだ地元農産物の輸出戦略も展開されています。

■温泉地としての観光立国
九州には「別府」「湯布院」「黒川」と全国的にも有名な温泉地が多数あり、その人気は日本国内のみならず、毎年多くの外国人観光客が訪れています。近年、アジアの玄関口として、交通の利便性からもアジア各国の観光拠点としても劇的な発展を遂げています。

■日本のシリコンバレーからの更なる発展
1960年後半頃、ソニーや、東芝、日本電気など様々な半導体メーカーが工場を進出しました。
それを機に九州は日本のシリコンバレーとしての役割を果たし、現在では、それに加え自動車大手である「トヨタ」や「日産」、精密機器メーカー「キャノン」など日本の産業を担う各工場が進出しています。この流れは今後益々加速していくことでしょう。